gorilla_glass2ウォルター・アイザクソンの書籍「スティーブ・ジョブズ2」にゴリラガラスができた件が書いてあった。
ともて面白かったので、紹介することにした。

※ゴリラガラスとは?
スマホでは当たり前に使われている
タッチ面のガラス

プラスティックの
20倍の剛性30倍の硬さをもっていると言われている。

さて、スティーブ・ジョブズは素材に凝る。
プラスチックや金属を製品で試していたので、次はガラスだとジョナサン・アイヴと話をしていたという。




そのためには強いガラスが必要で、製造できる人物を探していた。
ある人から、米国内にある企業のCEO、ウェルデル・ウィークスを紹介される。

本の抜粋は、
スティーブ・ジョブズがウィークスをApple本社に招待したところからだ。
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スティーブ・ジョブズ I

ウォルター・アイザックソン 講談社 2011-10-25
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150まず、iPhoneにどういうガラスが欲しいのかをスティーブ・ジョブズが説明した。

これに対して、ウィークスは1960年代に化学交換法という製法を開発し、「ゴリラガラス」と呼ばれるガラスを創ったこと、信じられないほど強いが市場がなく、作るのをやめたことを話す。

そこまで強いガラスができるのは信じられないと、
今度はスティーブ・ジョブズがガラスの作り方について説明をはじめる。

おもしろいとウィークスは思った。
自分のほうがスティーブ・ジョブズよりも詳しい分野だったからだ。
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「しゃべるのをやめて、私に解説さえてもらえませんか?」

スティーブ・ジョブズはびっくりしたように黙った。
ウィークスはホワイトボードのところへ行き、イオン交換プロセスでガラス表面に密度の高い層を創る方法を科学的に説明した。

納得したスティーブ・ジョブズは、
6ヶ月でできるだけ沢山のゴリラガラスを作ってくれ
と頼む。




「作れいないんですよ。今、そのガラスを作ってる工場はないんです」
「心配は要らない」

スティーブ・ジョブズの答だった。
これにウィークスも驚いた。

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結果、見事にゴリラガラスを作り、だからこそiPhoneが出荷された、ということです。

そして、iPhoneが完成した日、スティーブ・ジョブズからもらったメッセージが額に入れて会社に飾られているという。
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「君たちががんばってくれなければ、
できなかったよ。」

っと。

今ではスマホのゴリラガラスは当たり前という感が強いですが、

実はiPhoneがスタートで、このようにして出来上がったんですね。

スティーブ・ジョブズが無理を押し通したから、世に出てきたとも言えるかもですね。

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