経営コンサルティング会社Booz & Company社が毎年行なっている革新性のランキング。
回答結果によると以下のようになっているようです。
1位Apple 全体の80%得票
2位 Google 全体の43%
3位 3M
Appleが圧倒的ですね。
しかも、Appleの革新性、いわゆるイノベーションは、幅が広い。
イノベーションの幅の広さ
単に製品としてイノベーティブなものというだけではない。
・製品コンセプト
・工業デザイン
・ビジネスモデル
・マーケティング
・ソフトウェア
・使いやすさ
・小売り
それぞれについて相当突っ込んだ革新性を発揮している。
ここまで徹底している企業は珍しいのではないでしょうか。
単に良い製品を作ってよし、と満足している訳ではないところが、Appleらしい。
イノベーションと研究開発費
スティーブ・ジョブズは、昔からよく言っていました。
イノベーションとは研究開発費とは関係ない、っと。
今回のランキング、Appleは1位だが、研究開発費をみると16位なのが面白い。
イノベーションとは言うまでもなく、ジョセフ・シュンペーターの提唱した
「創造的破壊」。
何かを破壊あるいは破棄することで、より創造的なものを創りだすということです。
スティーブ・ジョブズは言っていました。
Appleが他の企業と大きく違っているところは、
イノベーションの質と量だと。
あるとき仕事をしていたり、食事をしていたり、家にいるときにふと思いつく小さなアイディアがある。
自分では、中々イケていると思うけど、他の人がどう思うか聞いてみたくなる。
小さなアイディアを共有し、本気で議論する
それが早朝だろうと、夜中だろうと、昼だろうと、すぐに誰かに話をする。
「ちょっといいかな。また、くだらないこと、思いついちゃったんだけど、聞いてくれるかな。」
みたいな話をしょっちゅうするらしい。
誰かと誰かが会うことで、何かが生まれる。
それは、膨大な量でその場では、なんともならないことも多い。
だけど、それを蓄積していくと、いつか使えるものが有ることに気がつく。
こんな感じのことを本に書いてあったと思います。
Appleとしてやり方はあるけど、それだけがイノベーションではない、っと。
沢山の偶然や、ちょっとしたくだらないこと、面白いことを本気でとことん議論することでイノベーションは生まれる、みたいなことでした。
Appleはものすごく集中してそられを行う。
だから、Appleのスタッフが他の会社にったりすると、仕事をするのにまるで集中していない、と感じることが多々あるそうです。
それだけ、Appleの仕事は厳しいのでしょうね。
だからこそ、誰にもできない、iPhoneみたいな製品も世に送り出すことができる。
それにしても、ツイッターで「iPhone5」キーワードの検索結果をRSS取得していると、すごい勢いで購入又は、乗り換え(あるいは乗り換え検討)している人が多いことが分かる。
iPhone5入荷情報もあり
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