AppleのCEOティム・クックインタビュー記事が面白かったので、紹介させて頂きます。
今後のiPhoneやApple製品を追いかける一つのヒントになるのだと思います。
ソース元:www.sankeibiz.jp

暫定CEOと常任CEOは体感的に違う


創業者スティーブ・ジョブズの死は2011年10月だったので、ティム・クックがApple社のCEOを正式に引き継いで1年4ヶ月が経過したことになる。
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スティーブ・ジョブズが病気療養中、外科手術後、死後、と3回に渡り暫定CEOを務めている。
その後、取締役会で正式なCEOに選ばれるが、暫定CEOの時と常任CEOの時は勝手が違う、とティム・クック自身が語っている。

もう少し詳しく知りたいが、インタビュー上では詳細に触れていない
さらに現時点でインタビューアーが関心が高いであろうと思われる点をインタビューでティム・クックへ問いかけている。

スティーブ・ジョブズが生きいればいいのに?


この問い掛けに関して、シンプルに答えている

毎日そう思っている。彼は友人だったからね。」
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毎日という言葉から、本当に心からそう思っているであろうことが窺い知れる。
スティーブ・ジョブズを中心として経営チームがお互いに尊敬し合い、頼りにしていたのだから当然だと思う。

ジョナサン・アイブとスコット・フォーストルのように、スティーブ・ジョブズが存命だからこそ、バランスが保たれていた関係もあるでしょうから。

我々Appleファンというか、スティーブ・ジョブズファンも、「スティーブが生きていれば」と思わずにはいられません。
スティーブが手がければ、どんな素晴らしい製品を見せてくれるだろう?

マップアプリは失敗


iphone_map_torumadeマップアプリについては、公式に謝罪しているわけで、現時点での失敗という認識は最もだと思います。
もちろん、挽回するべく社内で最重要課題として取り組んでいるという宣言をしているので、この後に期待したいと思います。

以前2回ほどGoogleマップとの比較を書きましたが、マップデータさえ揃って、地図と整合性がとれていれば、ユーザーとの接点(ユーザービリティ)に関してはダントツに良い使い心地なので、本当に楽しみです。

GoogleマップのようにOSの表面に乗っかっているアプリと、OSの深い所で連携しているAppleならではの標準アプリとでは使い心地が全く違いますから。

でも、ティム・クックは重要な点を述べています。

「○○社と組まないことが戦略的に需要」
などとは考えていない、ということを明言しています。

マップの話しなので、○○社とはGoogleのことでしょう。
全く考えていないということはないでしょうが、あくまでも顧客の求めらているもの、顧客に最高の体験をしてもらうのに必要なものは何か?と考えた結果、としています。



スティーブ・ジョブズ存命のころから、そのDNAは変わっていないということです。
他の会社がこの言葉を言うと、いわゆるキレイ事に聞こえます。

しかし、Appleは本気で考えていることがわかるので、ワクワク楽しみになります。

あまりにも、顧客の体験を重要視しすぎるため、あらゆる市場、会社、時には顧客自身とさえ衝突することがあるという、ある意味面白い会社でもあります。

ジョブズならどうするか?は考えるな


スティーブ・ジョブズの最後の有名な言葉があります。

「ジョブズならどうするか?」は考えるな。「何が正しいかを考え、正しいことをしろ。」というものです。
これは、ディズニーの衰退が「ウォルトならどうするのか?」を考えた結果だということからフィードバックされた言葉です。
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つまり、ディスニー創業者の「ウォルト・ディズニーが生きていれば、どうするだろうか?」と考えすぎたので、ディズニーはその後、衰退した、ということでしょう。

ディズニーに関しては、その後いくつかの谷を乗り越えて頑張っていますが、Appleは悪い手本を真似ないように、という訓示だと思います。

この言葉通りの変えた大きな事柄を1つ。
スティーブ・ジョブズは超がつくほどの秘密主義でした。

ティム・クックがバトンを受け取ってからは、幹部で話し合い「透明性を高めるのは素晴らしいことだ」という結論に達したそうです。

あまりに厳しい秘密主義はNGだという結論です。
だからこそ、iPhoneやiPadの事前のリーク情報、うわさなどがスティーブ・ジョブズ死後、頻繁に出てくるようになっているのかもしれません。

スティーブ・ジョブズが生きていれば絶対にゆるさらないでしょうから。
もし、リークした会社(又は個人)があれば、Appleの損得を抜きにして徹底的に戦うのがスティーブ・ジョブズのやり方です。

今はそのようなやり方をしていない、ということらしいです。
うわさやリーク情報が事前に沢山漏れてくるのは、ある意味楽しいですね。