ここ数日iPhone miniの噂が出てきています。
モバイルOSの戦いで言うと、世界はiOS対Androidになっています。つまり、Apple対Google
ソース:www.cultofmac.com

廉価版iPhoneはiPhone4のボディーを使う


このような具体的な話が出てきています。
iPhone miniというと小さい製品というイメージがありますが、本当に小さい新製品かも知れません。
しかし、廉価版という意味であればiPhone4のボディを使って登場するとういアナリストレポートも出ていました。

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iPhone4のボディ

噂ですが。
フォクスコンが米工場で廉価版iPhoneの試作品を既に作り始めているという、具体的なものでした。

どうなのでしょうか?

廉価版iPhoneとiPhone miniは全く別ものなのか、同じ製品を指しているのか?

Androidは小さな利益で大きなシェア


iPhoneとAndroidは真逆の製品とも言えます。
iPhoneは美しく最高のユーザー体験をするように練りに練られた製品であり、ハードとソフトが一体化して使いやすいものです。
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世界全体を見るとAndroidは、ほぼバラマキ的な格安端末が多数あり、利益はほとんど無い場合も少なくありません。
また、ハイエンドなギャラクシーやエクスペディアのような高スペックで高価な端末もあります。

実際、Androidの1/3の数は中国で使われており、SIMフリー端末で80ドル(約7,000円)と格安です。
ほとんどがジャンク的なノーブランドのスマホ。

AppleがAndroidのシェアに追いつくために、廉価版のiPhoneを投入するのは狂気の沙汰だと、レポートは主張しています。

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例えるなら、フェラーリがトヨタに追いつくために、フェラーリ製のファミリーカーを製造するようなものだ、とも述べています。
小さなマージンでの販売、質の低下はAppleの根幹であるブランドイメージを汚すものであり、長期的に見て良いことがない、
とまで言っています。
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レポートでは、逆にアップルは衛生電話を作るべきだと、極端な主張までしています。
この主張は、はてなマークですが。。。

Appleが、ガラクタの安い製品を投入し始めたら、
もうその時点で既にAppleではない、という事を言いたいのだと思います。

私も全くその通りだと思います。
つまり、iPhone miniはありえないでしょう。

でも、全く常識では考えられないパラダイムで、天と地をひっくり返すことをするのもAppleの良さなので、もしかしたら、とんでもないことを仕出かしてくれるかもしれません。

それはそれで、楽しみですね!

Androidは元Apple社員が起業した会社


andy-rubin-androidAndroidはGoogleのモバイル事業部という位置づけになります。
モバイルのAndroidは元Appleの社員が独立して起業した会社です。そのAndroidという会社をGoogleが買収して事業ととした、という経緯があります。(写真はアンディー・ルービン)

2003年 アンディー・ルービンがAndroid社を創業
2005年 GoogleがAndroid社を買収
2008年 Androidスマホを販売開始

ちなみに、Appleが初代iPhoneを発売したのは2007年です。

iPhone miniは登場するのか?


モバイルOSの対決となるとApple対Googleでは、全世界レベルでは圧倒的にGoogleとなっています。
これは、超格安のスマホをAndroidは作れるからです。

言うまでもなく、Googleは広告収入が大きな事業の柱。
Android OS自体は無償で配布されていることが理由です。
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主に新興国でばらまかれているSIMフリーのただ同然の格安スマホは全てAndroidです。
ですから、全世界レベルで見ると圧倒的にAndroidが高いシェア。

しかし、アメリカではiOSはAndroidを抜いて約40%近くを占めています。
そして、スマホのアプリ市場でもまだiOSが優位に立っていますし、アプリ開発者もiOSの方が稼げると言います。

安いAndroidに対抗するべく廉価版のiPhoneが出てきても不思議ではないでしょう。
証券アナリストなど、金融系の方々はそのように見ているようです。

どうなるのでしょうか?今後のiPhone。