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書籍「アップル帝国の正体」が届きましたので、読んでみました。
今までAppleやスティーブ・ジョブズ関連の本は、ほとんど読みましたが、この本は最高に面白い!
Appleという企業が、どのように考えているのか、どうのように成果を出しているのかを関連する会社を取材することで浮き彫りにしています。
Appleの貪欲さというか、執念は、これほどなのか!っと驚きました。

携帯キャリアは小さな開口部に過ぎず、邪魔モノ


スティーブ・ジョブズは、iPhoneをこの世に登場させる時、丹念にモバイルキャリアについて調べつくし、
モバイルキャリアのビジネスは、ユーザーに製品が届くのを邪魔している、っと言っていたようです。

アップル帝国の正体

アップル帝国の正体

  • 作者:後藤 直義,森川 潤
  • 出版社:文藝春秋
  • 発売日: 2013-07-16


だからこそ、Appleがモバイルキャリアを立ち上げる話も、真剣に検討していたようです。
やるとなったら、トコトンやりますからね。

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iPhone以前は、主導権がモバイルキャリアにあり、
分厚い仕様書などをメーカーに渡して、指示し端末を造らせていたという構図だったようです。

ところがAppleは、iPhoneを仕入れたければ、まずAppleのいうことを聞け。
というスタンスからスタートするようです。

ソフトバンクが知らされるのは24〜48時間前


iPhone5Sの発表は、9月10日と噂されていて、ほぼ確定の感が強いですが、
実際に発表されるまではiPhoneについて何一つ確定していることはありませんよね。

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ソフトバンクやauといったモバイルキャリアも、我々ユーザーと同じ情報しかなく、
発表の24時間前、よければ48時間前に詳細を知らされるそうです。

しかも、日にちや時間などは事前にしてはなく、いきなり通知されるそうです。

ネーミングを含めた新iPhoneの情報を受けたら、
iPhoneを販売するまでに、例年ですと10日間ほどしかありません。

その間に全国の販売店への料金プランや店頭での説明方法、宣伝方法などを作り、
展示方法までAppleの指示通りにしなければならないので、大忙しということです。

iPhone5一台あたりの値段


ソフトバンクは16GBのiPhoneを51,360円で販売していますが、
この本によると、取材の結果、ソフトバンクの場合はAppleへの端末料支払いは、51,360円より高いということらしいです。

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つまり、端末販売だけを見ると赤字。

さらに、1台販売あたりの販売奨励金や、
サブシディと呼ばれる通信費に課される上納金もあるようです。

ソフトバンクいわく、「利益が10分の1であれば、100倍売ればいい」というスタンスでiPhoneに臨んでいるそうです。

Appleの力


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とにかく、Appleの製品への貪欲さや情熱。
ビジネスに関する激しさは、本書を読んだだけでも相当度肝を抜かれるレベルだと感じました。

今まで読んだ中でも一番面白い部類に入る本です。
Appleのビジネスは一体なにが優れているのか?など、

AppleやiPhoneに興味ある方は、ぜひ読んでみることをオススメします(^^)