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(写真は水素イオン加速器)
macrumors.comによると、iPhoneに使われているサファイアガラスが、さらに薄く、さらに低コストになるようです。
水素イオン加速器という新設備を使うことで、極薄・低コストが可能になるということです。
ゴリラガラスは使わずに、サファイアガラスだけになるのでしょうか?

ゴリラガラスとサファイアガラス



ゴリラガラスについては過去に6記事書いています。
ゴリラガラス関連の記事

初代iPhoneが登場する際、Appleのチームは強いガラスを求めて世界中をリサーチしたのですが、中々見つからず、最終的には、自国アメリカでコーニング社と出会う事になります。

ただ、コーニング社は強いガラスの製法は知っていましたが、用途を見いだせずレシピだけある状態でした。
そこへAppleが協力して、初代iPhoneのガラスが出来上がったという経緯が有ります。

それからは、あらゆるスマートフォンへゴリラガラスが使われるようになったのは、ご存知の通りです。


▼ゴリラガラス耐久テスト



そして今度は、水素イオン加速器という新兵器が登場し、
サファイアガラスが安く量産できるらしい、ということがわかってきたようです。

今までのサファイアガラスよりもさらに薄く、さらに低コストで生産できるとのこと。

そうなると、来年2014年に登場するであろうiPhone6では、ゴリラガラスではなく、新しいサファイアガラスがiPhoneに搭載されるのかもしれません。

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出願された特許を見ると、サファイアガラスは他のガラスと合わせてラミネート的に使うようにも考えられるので(ガラスのほうがラミネートするのかな)、もしかすると、ゴリラガラスと合わせて使う可能性もあるのかもしれません。

いずれにしても、薄くて軽く、強くて傷に強い、そして落としても割れないガラス面になるのでしょう。
サファイアガラスって、スゴイですね!

iPhone5とiPhone5sでもサファイアガラス使用


・iPhone5
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カメラ部分のカバーガラスにサファイアガラスが使われているようです。

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(レーザーで型どおりに抜き取るようです)
カメラ部分はデリケートで、傷がつかないようになのでしょうか。


・iPhone5s
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指紋センサー部分、touchIDにサファイアガラスが使われているということです。

指紋は認証で使うため、キズがつくと安定した認証が損なわれる可能性があるので、キズがつきにくいサファイアガラスを使用したのかもしれませんね。

分かりませんけど。

サファイアガラスとは?


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モース硬度
硬度標準石硬度標準石
10ダイヤモンド5アパタイト(りん灰石)
9コランダム(ルビー、サファイア4フローライト(ホタル石)
8トパーズ(黄玉)3カルサイト(方解石)
7クオーツ(水晶)2ジプサム(石こう)
6オーソクレース(正長石)1タルク(滑石)


ダイアモンドは世の中で一番硬い物質だとうのは、有名です。
サファイアは、ダイアモンドの次に硬い物質なのですね。
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その硬度ゆえ、生産と加工が難しい又は高価だということが言われていますが、
今回の水素イオン加速器で多くの問題を解決できるようです。

サファイアガラスが使えると、既存のゴリラガラスの2.5倍もの強度を持つと言われています。
ですが、問題は価格にあるようです。

サファイアガラスはゴリラガラスの10倍の価格ということです。
この価格面でも、かなり低コスト化が実現できるようなので、iPhone6搭載への可能性が高まったと言えるのではないでしょうか。

next-iphone-will-have-sapphire-instead-of-gor-L-7vFI68

iPhone6のガラス面が、サファイアガラスになるのか、
ゴリラガラスとサファイアガラスの両建てになるのかは不明ですが、
楽しみですよね(^^)